この3月で大学を卒業する。
そのため、この春休みが大学最後の春休みとなる。
春休みになり、いくつもの予定を楽しんでいる。
まずは、帰省。
昨年の春休みの帰省は、病気に罹患したため、ゆっくりと過ごすことができなかった。
しかし、今回は、祖父母の家に行き時間を過ごしたり、思い出の焼肉屋さん、ラーメン屋さんでご飯を食べたりなど、充実した時間を過ごすことができた。
社会人として忙しくなる前に、家族を含め、ふるさとを肌で感じることができたことは、今後の社会人生活において心の支えになりそうだ。
さぁ、次の帰省はいつになるだろう。
大学関係の予定もいくつか楽しんだ。
卒論発表会は、数年ぶりに学生主催で開催。
ありがたいことに企画・運営する役割を頂き、同級生とともに無事開催することができた。
久しぶりに、学生だけで「つくる」経験ができ、達成感や充実感を抱くとともに、どこか終わってしまうという喪失感や寂しさも抱いた。
卒論発表会後は、こちらも数年ぶりの開催である「追いコン」を実施した。
追い出される4年生が企画するという、どこか特別で面白い「追いコン」。
日付を超えるまで、2年生、3年生と語り合った。
帰り際には、2年生の4名から、「1年間、ありがとうございました」とプレゼントを頂いた。
「4年生としてしっかりしなければいけない」と気を張ってしまう私。
彼女らは、よい意味で<ザツ>に接してくれ、私の張った気を緩めてくれた。
そのおかげで、私はこの1年間を乗り越えることができたに違いない。
こちらこそ、ありがとう。こちらが、ありがとう。
大学1年生の頃から続けた、家庭教師も卒業した。
初めて受け持った「生徒」であるKくん。
中学2年生から高校2年生までのKくんの成長を近くで見守ることができたことは、大変嬉しく、ありがたい。
なかなか学習が好きでなかったKくんが書いてくれた最後の手紙には、「勉強の面白さを教えてくれてありがとうございました」とあった。
受験学力のニーズが高まっているように感じる近年、「解ける」「できる」という面白さとは違った、「教材の世界と対話できる」という面白さに、私は今後もこだわり続けたい。
幼稚園からの友人、小学校からの友人と関東旅行にも行った。
昔から、「男子でディズニーに行ってみたいね!」と話していたが、今回、その夢が叶った。
アトラクションの待ち時間さえも、話が尽きない私たち。
気を遣うことなく、素直に楽しみ、退屈な時間は皆無であった。
ありがとう、友人たち。
さて、そろそろ赴任地の内示が出される。
私の4月からの教員生活は、どこで始まるであろうか。
社会人としてのよいスタートが切れるように、残りの3月は、大学最後の春休みを変わらずに満喫しつつ、4月からの準備を進めたい。
やりたいこと、やるべきことを考えると、時間が足りそうにない。